研究課題/領域番号 |
16K08309
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
森田 博史 星薬科大学, 薬学部, 教授 (70220069)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | リモノイド / ceramicine B / 脂肪滴蓄積抑制作用 / メラニン産生抑制作用 / ceramicine / センダン科 / 脂肪細胞分化抑制 / 薬学 / 天然活性物質 |
研究成果の概要 |
創薬シードの探索を目的として、リモノイド分子に新たな創薬素材分子としての可能性を見出す。新たに見出したCer-Bによるメラニン産生抑制は、tyrosinase、およびその関連タンパク質の発現を抑制することに起因した。一方、脂肪細胞分化抑制は、PPARγの発現抑制に関与するインスリンシグナル経路が影響することを見出した。また、C. ceramicusより、新規リモノイドを単離し、各種の誘導体を合成し構造活性相関を解析した。さらに、Walsura chrysogyne、Chukrasia velutinaなどのセンダン科植物より、新規成分を単離し、構造を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでリモノイド類の作用として着目されてこなかったメラニン産生抑制作用および脂肪滴蓄積抑制作用の作用機序を解明する。これらの作用機序を解明することにより、特に ceramicine類の活性の本質を解明する。また、Chisocheton ceramicus に主成分として含有されるceramicine B を利用して、構造変換を行うことにより、新たな創薬素材分子を設計する。さらに、熱帯未利用植物抽出エキスをスクリーニングすることで、特異的な環骨格を有するリモノイドの探索を行い天然物特有の多様性に富んだ新規創薬シードを見出す。
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