研究課題/領域番号 |
16K08310
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
|
研究機関 | 新潟薬科大学 |
研究代表者 |
渋谷 雅明 新潟薬科大学, 薬学部, 教授 (50170923)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | トリテルペン / ソヤサポゲノールB / グルクロン酸転移酵素 / ソヤサポニン生合成 / 配糖化酵素 / 酵母 / UDP-グルクロン酸 / UDP-グルコース脱水素酵素 / ダイズ / 生合成 / 大量生産 / 新規トリテルペン |
研究成果の概要 |
酵母にトリテルペンを大量生産させるには細胞内から細胞外へ排出させることが必須であると考え、トリテルペン第一配糖化酵素のクローニングを優先させて研究を行なった。この酵素はタンパク自身に不安定性があると考えられ、無細胞系を使用しない活性測定系の構築を行なった。ダイズ由来UDP-グルコース脱水素酵素(DH)をクローニングし、酵母発現ベクターに組み込みpESC-DHを構築した。このpESC-DHに第一配糖化酵素の候補遺伝子を組み込み、酵母で発現させ配糖化活性を調べた。これまで20種について活性を調べたが、有意な活性は見いだせていない。引き続き他候補遺伝子の11種について活性を検討している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的としたトリテルペン第一配糖化酵素遺伝子をクローニングすることができれば、トリテルペンサポニンの酵母による大量生産が可能となると期待される。理研のグループもトリテルペンサポニンであるグリチルリチンの酵母による大量生産系の構築を進めている。グリチルリチンは医薬品として有用であり、本研究が成功すれば、理研グループのグリチルリチンの大量生産系の構築に寄与するものと思われる。
|