研究課題/領域番号 |
16K08313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
村岡 修 近畿大学, 薬学総合研究所, 客員教授 (20142599)
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研究分担者 |
森川 敏生 近畿大学, 薬学総合研究所, 教授 (10340449)
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研究協力者 |
田邉 元三
二宮 清文
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | サラシア / チオ糖スルホニウム化合物 / α-グルコシダーゼ阻害活性 / 癌転移抑制活性 / PPARγアゴニスト / hikiamide / amorfrutin C / 抗がん薬シーズ / pseudo-amorfrutin A / biakamide / ACA-28 / キサントン配糖体 / mangiferin / 癌転移抑制作用 / アポトーシス誘導活性 / 補完代替医療素材 / 食品薬学 / メタボリックシンドローム / 食品 / 薬学 |
研究成果の概要 |
世界各地の補完代替医療素材について,その機能の科学的評価と機能を発現する分子(機能性成分)の特定,およびその機能性成分をシーズとした医薬候補物質の創製を志向した食品薬学的研究を行う.とりわけ,メタボリックシンドロームおよびその成因基盤として認知されている内臓脂肪蓄積型肥満などに対する予防効果を有する薬用食品素材について,その機能性成分を探索・特定・評価するとともに,セルフメディケーションやセルフプリベンションに利用し得る,安全で有効な機能性食品の開発を志向した実学研究を行う.また,その機能性成分を鋳型とした高活性アナログの網羅的合成による創薬科学研究を併せて実施することを目的とする.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
補完医療や代替医療に用いられる天然資源のなかで,疾病の予防や初期症状の緩和などの生体調節機能を有する食用資源について,その機能の科学的評価と機能を発現する分子の特定を行ない,科学的評価に基づく機能性食品素材の開発を志向した食品薬学研究を行う.加えて,見いだした機能性成分を鋳型とした高活性アナログの網羅的合成および生物活性評価による医薬候補物質の創製を併せて実施する.本研究成果によって,新たな機能性食品素材が見いだされ,また,その機能性成分をシーズとした新たな医薬候補物質の提案に繋がることが期待される.
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