研究課題/領域番号 |
16K08331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 大阪薬科大学 |
研究代表者 |
和田 俊一 大阪薬科大学, 薬学部, 准教授 (30278593)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 核酸医薬 / siRNA / 膜透過性ペプチド / 両親媒性ヘリックスペプチド / α-aminoisobutyric acid / Aib / RGD配列 / 膜透過性ヘペプチド / 両親媒性へリックスペプチド |
研究成果の概要 |
核酸医薬は,核酸分子をマテリアルとし,疾患関連分子の遺伝子発現や機能を抑制することで,病気の発症や進行を止める作用をもつ薬剤のことをさす.この核酸分子をがん細胞特異的に送達し,作用時間を制御できるペプチド性デバイスの創製を行った.細胞を用いた実験により,正常細胞に比べてがん細胞にこの薬剤が入りやすいことを示せたが,作用時間の制御には至らなかった.またペプチド性デバイスの構造の最適化を行い必要な化学構造を示すことができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
難治性疾患に対して種々の医薬品が開発されてきている.その中の1つである核酸医薬は,臨床の場に提供されている医薬品は少ない.その薬剤の本体である核酸分子は生体内で不安定で分解されやすく,細胞膜透過性が悪いという欠点がある.この薬剤の欠点を補うためにペプチド性デバイスの創製を行い,核酸医薬とペプチド性デバイスの複合体ががん細胞に入りやすいこと及びこのペプチド性デバイスの必要な化学構造を示すことができた.
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