研究課題/領域番号 |
16K08334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 就実大学 |
研究代表者 |
山川 直樹 就実大学, 薬学部, 准教授 (20583040)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 医薬品探索 / 非ステロイド系抗炎症薬 / 抗炎症薬 / 鎮痛薬 / 非ステロイド性抗炎症薬 / NSAIDs |
研究成果の概要 |
本研究では、非ステロイド性抗炎症薬がTRPチャネルへ関与するという新たな仮説を検証し、新しいタイプの鎮痛薬の創製について、その可能性を探求することを目的とした。化合物の鎮痛効果はラット疼痛モデルを用いて実施し、TRPチャネルに対する直接作用は、電気生理学的手法を用いて解析を行った。既存薬NSAIDsの芳香環を修飾したいくつかの誘導体は、非炎症性と非炎症性の両方の疼痛を有意に抑制し、これらのリガンドはTRPAまたはTRPVのファミリーに属するイオンチャネルを作動させることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鎮痛薬は日常生活のみならず、歯科治療後の痛みや外科手術後の疼痛、さらには緩和医療に至るまで様々な局面で使用される。本研究は、NSAIDのイオンチャネルとの関わりを解明し、強力かつ即効性のある新しいタイプの鎮痛薬の合成を目指す研究である。研究期間内に得られた成果は、NSAIDが新たな標的(TRPチャネル)を介して疼痛作用をもたらすといった学術的に興味深い知見であり、医薬品開発に直結する点においても社会的貢献性が極めて高いと考えられる。
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