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生体要因による薬物動態の変動:サイトカインシグナルを介した調節メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K08390
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関岡山大学 (2017-2019)
東北大学 (2016)

研究代表者

児玉 進  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (20621460)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード薬物動態 / 炎症性サイトカイン / 遺伝子発現調節 / シグナル伝達 / サイトカイン / 核内受容体
研究成果の概要

炎症を伴う病態時、薬物応答性を規定する薬物代謝酵素や薬物トランスポーターの発現が著しく損なわれることが知られている。しかし、それらの発現抑制機構の詳細については未だ不明な点が多い。本研究では、in vitro解析系を用いて、炎症性サイトカインIL-6に応答したヒトCYP1A2およびCARの発現抑制機構を解析した。その結果、これらの遺伝子プロモーター領域には、IL-6応答性転写因子DEC1が転写抑制に作用することが見出された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

様々な生体側の要因が薬物動態に影響与えることが知られている。本研究では、炎症を伴う病態時に炎症性サイトカインによって引き起こされる薬物動態の変動機構の一端を明らかにした。さらに近年、免疫系に作用するバイオ医薬品の開発・普及が進む中、それらの従来の低分子医薬品との相互作用リスク回避の観点において、有用な情報を提供すると考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] IL-6刺激に応答した薬物代謝酵素CYP1A2遺伝子の転写抑制メカニズムの解明2020

    • 著者名/発表者名
      柳田 翔太、吉井 奈穂、森 彩美、小野 敦、児玉 進
    • 学会等名
      日本薬学会 第140年会(京都)
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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