研究課題/領域番号 |
16K08393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
関根 祐子 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (30567350)
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研究分担者 |
高野 博之 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (60334190)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 在宅医療 / 薬剤師 / 地域包括ケア / 心不全 / 多職種連携 / 居宅療養管理指導 / 在宅患者訪問薬剤管理指導 / 薬学 |
研究成果の概要 |
平成28年度から平成30年度の3年間で合計19回の薬剤師向け講習会を開催し、のべ1131名が参加(うち保険薬局薬剤師が94.1%)した。講習会は、講義6回、症例検討8回、フィジカルアセスメント演習5回で、参加者からは「理解できた」88.8%、「今後の業務に活かせる」83.8%など高い評価を得た。また、薬剤師の在宅訪問指導に同行する在宅実習を49名(うち在宅医療未経験者47.3%)に実施し、残薬確認、服薬指導、報告書作成など様々な業務を体験し、「満足」85.7%など高い評価を得、本プログラムは有用であることが明らかとなった。本研究の成果は現在投稿中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、在宅医療現場で活躍できる薬剤師養成のための、知識、演習、臨床経験をバランスよく組み合わせたプログラムを構築することができた。本プログラムを受講した薬剤師は、心不全患者の在宅医療現場で多職種と共に有用なケアを行うことが可能となる。本プログラムに参加することで、これまで在宅医療に関心はあるが参加していなかった薬剤師が在宅医療を始めるきっかけとなり、実際に在宅医療を行う薬剤師数が増加し在宅心不全患者の治療レベルが向上し、再入院の少ない在宅心不全患者ケアを実践できると期待される。
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