研究課題/領域番号 |
16K08436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
原田 理代 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (80555756)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 膣 / 中腎傍管 / Cxxc5 / 中腎管 / 解剖学 / 細胞・組織 / 遺伝学 |
研究成果の概要 |
先天性膣欠損症は不妊の原因であり症例が多く報告されているが、先天性膣欠損症の病態解析や膣発生機構に関する知見は少ない。本研究は、Cxxc5欠損マウスの膣形成不全がどのようなメカニズムで発症するのかを解析することで、Cxxc5が関与する新たな膣発生機構を明らかにすることを目的とした。Cxxc5は雄性生殖管原基である中腎管と雌性生殖管原基である中腎傍管の両方で発現しているが、中腎傍管で発現するCxxc5が将来膣になる中腎傍管下端部の伸長に必要であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先天性膣欠損症の発症機序について、左右中腎傍管の伸長途中停止により左右の中腎傍管が中央で合せずに膣が形成されず開口しないことを明らかにした。また、先天性膣欠損症の一因がCxxc5の機能欠失である可能性を示した。
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