研究課題/領域番号 |
16K08460
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
多鹿 友喜 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (90400738)
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研究分担者 |
高橋 麻衣子 (池澤麻衣子) 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (50701322)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 膜小胞輸送 / SNARE蛋白質 / VAMP / 3Dイメージング / CoMBI / 形態学 / ノックアウトマウス / 解剖学 / 発生・分化 |
研究成果の概要 |
VAMP5は細胞内の小胞輸送に関わるタンパク群に属するが、その機能は明らかでない。私たちは、VAMP5の欠損マウスを作出し、VAMP5の生体での機能を探った。欠損マウスの表現形を形態解析したところ、呼吸器系、泌尿器系が機能不全になることを見いだした。形態解析のために技術開発も行った。同一標本から3Dデータと切片による2Dデータを得られる新しい技術である。この技術により欠損マウスの死因究明(肺の異常)や、泌尿器系の解析(嚢胞腎)が可能になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
VAMP5欠損マウスの解析結果は、先天性腎尿路異常(CAKUT)の発症機序解明につながる可能性がある。CAKUTは先天性とはいえ、原因遺伝子が分かっているのは少数であり、膜輸送関連蛋白質、尿路上皮基底側の機能低下による発症機序はこれまで報告がなかった。新しく開発した3Dイメージング技術(CoMBI)は、本研究のみならず、他の共同研究にも利用されている。幅広い生物試料を3Dデータ化できるため、幅広い研究分野で3D形態解析が普及すると、期待できる。
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