研究課題/領域番号 |
16K08461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
向後 寛 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (20282387)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 減数分裂 / リン酸化 / チェックポイント / 細胞周期 / ゲノム編集 / モノクローナル抗体 / ポリクローナル抗体 / 非リン酸化型 / 対合不全 / 細胞死 / DNA切断 / キナーゼ / 点変異 / 対合 / 細胞・組織 / 哺乳類 / タンパク質 |
研究成果の概要 |
哺乳類の第一減数分裂において多様な機能を持つHORMAD1には、複数のリン酸化状態が存在する。これらのリン酸化状態の機能的意義を明らかにする目的で、各リン酸化状態を特異的に検出する抗体を作製した。これらの抗体を使用した形態学的解析により、HORMAD1は第一減数分裂前期の各サブステージで異なるリン酸化状態を示すことが明らかになった。本研究の成果は、HORMAD1の多様な分子機能の解明や、減数分裂の細胞周期制御の分子機構の解明に役立つ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、哺乳類の減数分裂において重要な役割を果たすHORMAD1の多様なリン酸化状態を識別することができる抗体を樹立することに成功した。これらの抗体は、第一減数分裂の複数のサブステージを見分けるマーカーとしても有用である。HORMAD1の分子機能の解明により哺乳類の減数分裂の新たな分子メカニズムを理解することは、不妊や不育といった生殖関連疾患の原因解明に必要な基礎的知見として重要である。また本研究は将来的に減数分裂における細胞周期制御機構の解明につながる研究課題である。
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