研究課題/領域番号 |
16K08476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
池田 やよい 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (00202903)
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研究分担者 |
池田 正明 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (20193211)
三谷 章雄 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (50329611)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エストロゲン / 骨代謝 / ノックアウトマウス / 細胞・組織 / 発生・分化 / 発現制御 |
研究成果の概要 |
研究開始当初、2種類のノックアウトの作成と解析を開始したが、「グローバルSF-1KO マウス」については、作成、維持ができないことから研究を中止した。「脳特異的SF-1KOマウス」については、成熟後まで維持することができ、個体の基本データ、およびCTによる骨の解析を進めており、データが得られている。仮説に基づいた予想通り、「脳特異的SF-1KOマウス」の骨密度が正常に比べて高まる傾向が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エストロゲン骨への作用が末梢と脳で異なり、その分子機構にSF-1が関与することが示唆され、エストロゲンの骨代謝制御の分子機構研究において新たな展開となり、解明に大きく貢献できる。エストロゲン欠如による骨粗鬆症は、歯周病悪化を引き起こし、口腔領域の治療に大きく影響するものである。本研究成果は、骨粗鬆症のエストロゲン補填療法で使用されるエストロゲン製剤として、脳でのエストロゲンの作用を抑え、より強力な治療効果をもつ新薬開発の基礎データとしての意義がある。
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