研究課題/領域番号 |
16K08484
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
|
研究機関 | 宮城大学 (2019-2020) 東北大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
風間 逸郎 宮城大学, 看護学群, 教授 (60593978)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 慢性炎症性疾患 / リンパ球Kv1.3 / 慢性腎臓病 / 線維化 / 電位依存性遅延整流型K+チャネル / 胸腺リンパ球 / 片側尿管結紮モデル / 間質性腎炎 / 抗アレルギー薬 / 慢性炎性疾患 / Kv1.3 / リンパ球 |
研究成果の概要 |
リンパ球K+チャネル(Kv1.3)の生理的・病的意義について検討するため、リンパ球に対する電気生理学的実験および末期腎不全モデルラットに対する治療実験を行った。その結果、一部の降圧薬やスタチン系薬剤は、Kv1.3阻害作用を介し、腎不全に伴う腎線維化の進行を抑制した。慢性腎臓病では、腎間質における本チャネルの過剰発現が、リンパ球の活性化や増殖を介し、病態の進行を促すと推察された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、慢性閉塞性肺疾患や炎症性腸疾患、外傷・手術後の瘢痕、全身性炎症反応症候群・敗血症などの疾患動物モデルに対するKv1.3阻害薬の効果が明らかになれば、ヒトに対する臨床試験など、治療の実用化に向けた共同研究へと駒を進めていくことが可能になる。
|