研究課題/領域番号 |
16K08511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
山肩 葉子 生理学研究所, 助教 (20210338)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 蛋白質リン酸化 / キナーゼ / 学習・記憶 / 行動テスト / 記憶・学習 / シグナル伝達 / 神経科学 / 生体分子 / 生理学 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
ヒトの高次脳機能、特に学習・記憶について理解を深め、ヒト疾患の予防・治療に貢献するためには、そのメカニズムに関与する分子の解析が欠かせない。本研究においては、その代表格である蛋白質リン酸化酵素、カルモジュリンキナーゼIIαについて、機能的遺伝子改変マウスを活用することにより、学習・記憶に関わる基質蛋白質の探索を行った。同時に、このマウスを用いて、記憶の分子メカニズムに脳部位特異性があることを示し、最適な学習・記憶行動テストの選択を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、蛋白質リン酸化酵素の基質蛋白質の探索にとって機能的遺伝子改変マウスの活用が有用であること、また、脳の機能的部位に特化した解析が重要であることが判明した。今後さらに探索した基質候補蛋白質の同定を進め、実際の生体における学習・記憶の時間的経過と共に、どのようにリン酸化状態が変化するのか、また病態とどのように関連するのかを明らかにすることにより、学習・記憶に障害を来すヒト疾患の予防・治療に貢献することが期待できる。
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