研究課題/領域番号 |
16K08535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
海老原 史樹文 関西学院大学, 理工学部, 教授 (50135331)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 概日リズム / 給餌同調 / マウス / 脱ユビキチン化酵素 / GABA受容体 |
研究成果の概要 |
CS マウスは、給餌サイクルに概日リズムが同調する特異な性質を持つ。また、抗うつ薬の反応性を調べる強制水泳や尾懸垂テストにおいて無動化しない。申請者は、CS マウスの無動化の原因遺伝子Usp46 を特定していたが、新たにUsp46KO マウスの概日リズムが給餌サイクルに同調することを見出した。Usp46 はGABA 神経系の機能制御に関係することから、本研究では、給餌同調にGABA 系が関与しているか否かについて検討した。しかし、給餌同調にGABA系が関与する明確な結論を得ることはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
交代勤務や海外旅行による概日システムのミスアライメント(時差ぼけ状態)や明暗サイクルに同調できない視覚障害者、あるいは非24 時間睡眠覚醒症候群などの概日リズム睡眠障害に対して、食事などの非光同調因子を概日リズムの有効な同調因子として利用できる新しい技術の開発につながる学術的、社会的意義がある。
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