研究課題
基盤研究(C)
ナルディライジン(NRDC)はM16ファミリーに属するメタロプロテアーゼで、細胞局在に依存した多機能性(細胞表面:シェディング活性化、核:転写調節)を有し、様々な生体恒常性の維持において重要な働きをしている。今回、核におけるNRDCの転写制御機能をより詳細に検討するため、肝臓のChIP-Seq解析、および、網羅的な結合モチーフ解析を行ったところ、時計遺伝子の転写制御に重要なE-boxが上位に検出された。したがって、本研究はNRDCによる概日リズム制御機構の解明を目的とし、細胞実験、および、マウス実験により検討を行った。
これまで生物時計とは何の関連も指摘されていなかったNRDCが、概日リズムを制御する新規時計調節因子である可能性を見出した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 2件)
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