研究課題/領域番号 |
16K08540
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
児玉 亨 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, シニア研究員 (20195746)
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研究分担者 |
渡辺 正孝 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, 特任研究員 (50092383)
本多 真 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, プロジェクトリーダー (50370979)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 腸内細菌 / ナルコレプシー / 過眠症 / 腸内細菌叢 / マーモセット |
研究成果の概要 |
我々はナルコレプシー患者において腸内細菌叢がその発現基盤を形作っている可能性について検討した。ナルコレプシー群24例、発達障害群32例(内ADHD10例、その他睡眠障害18例)、と正常群17例の腸内細菌叢の解析を行った。クラスター解析を用いてナルコレプシー7症例とコントロール群(13例)の腸内細菌叢の違いを検討したところナルコレプシー群とコントロール群の2群に分かれる傾向が見られた。おもにBifidobacterium、 Clostridium cluster IV群、XIVa群が主成分となり分類される傾向にあった。ナルコレプシー群ではビフィズス菌群が安定して多い傾向が観測されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナルコレプシーの病態であるオレキシン細胞の機能不全を引き起こす要因に関して多くの研究が進められているが、全体像を説明するには至っていない。我々は腸内細菌叢が免疫・代謝と密接に関連することに着目、ナルコレプシー患者においても腸内細菌叢がその発現基盤を形作っている可能性について検討した。本研究に於いてナルコレプシー患者群で特異的な腸内細菌群が明らかになり、今後のナルコレプシーの病態解明と治療への足がかりになるものと考えられる。
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