研究課題/領域番号 |
16K08548
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
古倉 健嗣 鳥取大学, 医学部, 助教 (30344039)
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研究分担者 |
大林 徹也 鳥取大学, 研究推進機構, 准教授 (80348804)
井上 敏昭 鳥取大学, 医学部, 准教授 (80305573)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 腎毒性試験 / レポーター遺伝子 / 転写制御 / ヒト腎臓培養細胞株 / 培養細胞 / 腎毒性 / IL-6遺伝子レポーター / IL-8遺伝子レポーター / 人工染色体ベクター |
研究成果の概要 |
簡便な培養細胞による腎毒性試験法の開発は、毒性試験に用いる実験動物の数の削減や医薬品などの開発の総コストの削減に寄与する。最近、腎臓由来初代培養細胞では腎毒性物質に反応してIL-6/8 mRNAの発現量が上昇することが報告された。本研究では、ヒトにおける腎毒性を簡便にかつ定量的に検出するため、IL-6/IL-8遺伝子レポーターを導入したヒト腎臓培養細胞株を用いたスクリーニング系を確立する。このため遺伝子レポーターの作製、ヒト腎臓由来培養細胞の選定及びアッセイ条件の確認、レポーター遺伝子が実際に様々な腎毒性物質に応答するかを検討し、少数の腎毒性物質に対して期待通りの反応を示すことを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腎臓は血液から老廃物を濾過後、水分や栄養分を再吸収する機能をもつため、毒性物質の暴露を受けて傷害されやすい。医薬品などの開発における腎毒性試験には、主にラットなどの実験動物が用いられてきた。しかし、実験動物で多くの化合物の腎毒性を明らかすることは費用や時間がかかるうえ、腎毒性試験を通過した医薬品候補化合物の多くが臨床試験での腎傷害により開発断念されているなどの問題がある。そのため医薬品の開発初期段階でも利用しうる、簡便な培養細胞による腎毒性試験法の併用が期待されている。本研究は、この期待に資するものであり、将来的な簡便な腎毒性試験法開発に貢献したと思われる。
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