研究課題
基盤研究(C)
本研究により、Ad4BPのアセチル化修飾部位を3カ所(K45, K392, およびK435)同定した。これら3カ所のリジン残基がそれぞれアセチル化されたAd4BPを特異的に認識するモノクローナル抗体の作成を行った。その結果、K392アセチル化Ad4BP特異的抗体が得られた。K45、およびK435アセチル化Ad4BPに対する抗体は、順次スクリーニング中である。今後、免疫染色により生体内におけるアセチル化Ad4BPの時空間的局在を調べる。また、アセチル化Ad4BPが制御する標的遺伝子をChIP-seqにより明らかにすることで、外界刺激に応答したAd4BPによるレギュロン制御メカニズムを理解する。
本研究では副腎・生殖腺における糖濃度の変化に応答した代謝リプログラミング機構の解明を目指した。副腎・生殖腺はコレステロールから合成される多種のステロイドホルモンを産生・分泌することから、これらの組織における細胞内代謝系の破綻が、内分泌系を通 じて全身へ影響を及ぼす可能性は十分に考えられる。よって、外界刺激に応答したレギュロン制御メカニズムの理解は、恒常性の破綻によって引き起こされる疾患の根源的理解に向けて新たな視点を与える
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 4件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件) 備考 (3件)
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