研究課題/領域番号 |
16K08622
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮崎 早月 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60452439)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 膵ベータ細胞 / 転写因子 / インスリン分泌 / Mafa / インスリン / 糖尿病 |
研究成果の概要 |
糖尿病の病因を解明するためには、成熟した膵ベータ細胞の持つインスリン分泌制御メカニズムをより深く解析する必要がある。本研究では、膵ベータ細胞の分化や成熟、インスリン分泌能、糖尿病の発症や進行に深く関わるMafa遺伝子を欠損した膵ベータ細胞株を樹立し、さらにこの細胞にMafaを発現させた細胞株を作製した。そしてこれらの細胞を用いて、ベータ細胞分化や成熟の過程、インスリン分泌能などを詳細に検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵島から未成熟な段階のベータ細胞のみを単離培養することは困難であり、ベータ細胞の分化・成熟機構を解析するための実験系の確立が求められていた。本研究により独自に樹立したMafa欠損ベータ細胞株を用いることにより、in vitroにおいて分化・成熟機構の解析を行うことが初めて可能になった。この細胞を用いた研究により得られる知見は、将来的にiPS細胞などの幹細胞を高度に成熟したインスリン産生細胞に分化誘導する技術の実用化にも応用できると期待される。
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