研究課題/領域番号 |
16K08650
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
甲斐 敬太 佐賀大学, 医学部, 准教授 (60516540)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 胆嚢癌 / 樹状細胞 / CD1a / 予後因子 / ムチンコア蛋白 / 腫瘍免疫 / 予後予測因子 / CTL / 胆道癌 |
研究成果の概要 |
胆嚢癌の腫瘍組織内に浸潤するCD1a陽性樹状細胞に着目し、予後を含めた臨床病理学的因子、およびムチンコア蛋白発現との関連について解析を行った。その結果、胆嚢癌症例の中には、多数のCD1a陽性樹状細胞が浸潤する症例と、そうでない症例が存在し、多数のCD1a陽性樹状細胞が腫瘍中に存在する症例は、T因子やN因子の状況に関わらず、極めて予後良好であることが明らかとなった。さらに、全生存率を対象とした解析において、CD1a陽性樹状細胞浸潤は遠隔転移よりも強力な、独立した予後予測因子であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胆嚢癌組織中のCD1a陽性樹状細胞浸潤を解析することで、現行のステージングを超えた的確な予後予測実現の可能性がある。癌組織においてCD1a陽性樹状細胞が分化誘導されるメカニズムを解明することにより、進行胆嚢癌の新規治療法の開発 (免疫療法や分子標的療法) に繋がる可能性がある。
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