研究課題/領域番号 |
16K08659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
平林 健一 東海大学, 医学部, 講師 (60514388)
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研究分担者 |
川口 義明 東海大学, 医学部, 准教授 (80381482)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 膵臓 / 膵管癌 / Nectin-3 / miRNA / 細胞接着分子 / Nectin3 / 膵癌 / PanIN / 細胞接着 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
Nectin-3の発現を制御するmiRNAの発現とその意義を膵管癌を対象として検討した。マイクロアレイによる網羅的解析により、2個のmiRNAがNectin-3-knockdown細胞で有意に発現亢進していることが明らかになった。そのうち1個のmiRNAがNectin-3の発現を抑制することを確認した。更に切除された膵管癌およびpancreatic intraepithelial neoplasiaを対象としたin situ hybridizationでは、Nectin-3関連miRNAが膵管癌の全生存期間の短縮や発癌に関連することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、細胞間接着分子の一つであるNectin-3の発現と制御に関わるmiRNAを膵管癌細胞で同定した。更にin situ hybridizationを用いた検討では、Nectin-3関連miRNAが膵管癌の発癌や全生存期間の短縮に関わることが示唆された。本研究の成果は、Nectin-3関連miRNAを対象とした膵管癌の新規バイオマーカーや治療法の開発への発展が期待され、学術的・社会的に意義あるものと考えられる。
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