研究課題/領域番号 |
16K08685
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
南谷 佳弘 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (30239321)
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研究分担者 |
南條 博 秋田大学, 医学部附属病院, 准教授 (70250892)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 免疫組織染色 / 分子標的薬 / 陽性コントロール / 癌 / ミクロゲル / 高分子化合物 / 高分子ポリマー / 精度コントロール |
研究成果の概要 |
最近、ある種の抗がん剤の効果を予測することが、特定のたんぱく質などの発現状況を調べることにより可能になった。その判定に使われるのが免疫組織染色である。免疫組織染色された検体は、病理医が染色性の強弱を主観的に判定していた。そのため擬陽性や偽陰性が問題になっていた。この研究は特定のたんぱく質などの発現状況を客観的に判定するための陽性コントロールを作成することを目的とした。高分子ポリマーに染色の対象となるたんぱく質を濃度勾配をつけて付着させた粒子を作成することで目的の陽性コントロールが完成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫組織染色は分子標的薬などの抗がん剤投与を行うか否かの判断にも用いられている.もし結果に誤りがあれば本来効果が期待されて投与されるべき患者に投与されない、あるいは効果が期待できないのに投与されると言った不具合が生じる。しかしその判定は病理医が染色程度を主観で判定している。本研究により濃度勾配を有する陽性コントロールができればこれらの問題が解決する。
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