研究課題/領域番号 |
16K08845
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
海川 正人 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00325838)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Angptl2 / マクロファージ / 炎症 / マクロファージ活性化 / グルコサミノグリカン / 受容体 / 免疫グロブリン様受容体 |
研究成果の概要 |
近年Angptl2は慢性炎症の発生に重要な役割を果していることが報告されているが、どのような機構で炎症病態に関与しているか、ほとんど明らかになっていない。これまで私共は培養細胞が産生するAngptl2が腹腔マクロファージを活性化することを明らかにしてきた。 本研究では腹腔マクロファージを活性化するAngptl2の解析を行い、Angptl2がマウス腹腔マクロファージ、単球を活性化する物質と相互作用していることを明らかにし、炎症におけるAngptl2の新たな作用機序を提起した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性炎症は肥満に伴う糖尿病などの生活習慣病や自己免疫疾患、アルツハイマー型認知症等の神経疾患、癌の発症から進行といった疾患に共通する基礎病態である。 本研究で明らかになったAngptl2に結合し、免疫細胞を活性化する作用を持つ生体由来の物質の解明が進めば、Angptl2の関与する炎症反応を制御することが可能になり、慢性炎症の関与する疾患の治療につながる事が期待できる。
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