研究課題/領域番号 |
16K08854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 札幌医科大学 (2018) 北海道大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
川畑 秀伸 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (20325864)
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研究協力者 |
村上 学
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 診療参加型臨床実習 / 探索的研究 / インタビュー調査 / カリキュラム開発 / 研修医教育 / 卒前教育 / チーム医療 / 医学教育 / 卒前臨床教育 / 医療チーム / 医学生教育 / 指導医 / 教育学 / 教育工学 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
診療チームの一員として医学生を教育する「診療参加型臨床実習」を経験している指導医、研修医、医学生を対象に半構造化個別インタビューを用いて、研修医による医学生指導に関して探索的調査と分析を行った。その結果、研修医の教育参加への短所の認識と対応のもと、学生教育へ積極的に研修医が加わる方がよいことが分かった。 これらの知見と文献を踏まえて、診療参加型臨床実習のカリキュラムを開発した。このカリキュラムには、指導体制、宿泊、交通、連絡体制の整備・確立、道内3医育大学で共通する学生評価開発(13項目のコンピテンシー)、ならびに、ウエブサイトを使用した学生評価と実習評価のシステム構築が含まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
診療チームの一員となって医学生が臨床能力を学ぶ「診療参加型臨床実習」は、医師育成の方法として全国の医学部で実施されている。この過程で学生を指導する研修医の負担や担当する内容は明らかではない。本研究は指導医や研修医へのインタビュー調査を用いて、それらを調べた。その結果、計画と指導体制の基、研修医が積極的に学生教育へ参加することが良いとの知見を得た。 この結果と文献を踏まえ、診療参加型臨床実習のカリキュラムを開発した。これには、指導体制、宿泊、交通、連絡体制の整備・確立、道内3医育大学で共通の学生評価(13項目のコンピテンシー)、ウエブサイトを使用した学生評価と実習評価のシステム構築が含まれる。
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