研究課題/領域番号 |
16K08887
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
廣井 直樹 東邦大学, 医学部, 教授 (30366497)
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研究分担者 |
並木 温 東邦大学, 医学部, 教授 (20218051)
岡田 弥生 東邦大学, 医学部, 客員講師 (60256758)
吉原 彩 東邦大学, 医学部, 講師 (10439995)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 問題基盤型学修 / シミュレータ教育 / 模擬患者 / PBLチュートリアル / シミュレーション教育 / PBLテュートリアル / 医歯薬学教育 |
研究成果の概要 |
模擬患者・シミュレータ導入PBLテュートリアルの医学教育での有用性を検討した。模擬患者のみが参加したPBLの満足度とシミュレータを用いた模擬患者参加型PBLの満足度の間には有意差は見られなかった。自由記載の回答では、模擬患者とはコミュニケーションに関する意見が多く、シミュレータがある場合は、五感を使って学修できたことへの言及が多かった。満足度に有意差は認められなかったものの、満足の理由は異なっていたことが明らかとなった。シミュレータを用いた学修への評価は概ね良かったことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知識のみではない技能や態度を修得する教育に関して、模擬患者やシミュレータを用いた学修が有用であることが明らかとなった。現在、PBLテュートリアルやシミュレーション教育は、医学教育の現場で推進されている状況であるが、より一層導入の推進と新しい教育の仕組みを考えていく必要があることが明らかとなった。 知識の習得は学生個人が、自らのペースで行うものとし、態度や技能の修得に教員や医師、他職種医療者が積極的にかかわっていく必要があると考えられる。
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