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「多職種連携のコンピテンシー」獲得を目的としたIPEへのTBLの導入と評価

研究課題

研究課題/領域番号 16K08896
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療社会学
研究機関兵庫医科大学 (2022)
兵庫医療大学 (2016-2021)

研究代表者

常見 幸  兵庫医科大学, 看護学部, 准教授 (80425123)

研究分担者 末廣 謙  兵庫医療大学, 共通教育センター, 教授 (50154430)
紀平 知樹  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (70346154)
成瀬 均  兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (00208092)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードIPE(多職種連携教育) / TBL(チーム基盤型学習) / IPWコンピテンシー / チーム医療教育 / 多職種連携コンピテンシー / IPE / TBL / チーム基盤型学習 / 多職種連携 / コンピテンシー / 多職種連携教育 / アクティブラーニング
研究成果の概要

2016-2019年度に、本学で学部混成の協同学習を行っているすべての学年(1年次、2年次、4年次)においてTBL (チーム基盤型学習)を導入した。どの学年においても、科目の実施前後で多職種連携のコンピテンシーを評価する自己評価尺度や自由記載によるアンケート調査を行った。調査の結果、いずれの学年においても授業実施後に評価が向上しており、実施したIPE(多職種連携教育)によって多職種連携コンピテンシーの基礎となるような能力が涵養されたことが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

IPEにTBLを導入することにより、多職種連携コンピテンシーの基礎となるような能力が涵養されたことが示唆された。先行研究では、全国の医療系教育機関においてIPEの実施率はまだ低く、IPEの実施を阻んでいる原因の一つに、教員のマンパワー不足が報告されている。今回、PBL(問題解決型学習) よりもはるかに少ない教員数で実施できるTBL による効果を明らかにできたことは、IPE の普及拡大のためにも非常に意義があると考えている。また、多職種連携コンピテンシーを獲得させるためのより効果的なカリキュラム開発の一助となることが期待できる。

報告書

(8件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2022 2021 2020 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (6件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 多職種連携教育による学生の意識の変化2020

    • 著者名/発表者名
      常見幸、紀平知樹
    • 雑誌名

      兵庫医療大学紀要

      巻: 8 ページ: 7-18

    • NAID

      120006864476

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 兵庫医療大学における多職種連携教育2019

    • 著者名/発表者名
      常見幸、伊東久男、紀平知樹
    • 雑誌名

      兵庫医療大学紀要

      巻: 7 ページ: 25-32

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 多職種連携教育の中の初年次教育2017

    • 著者名/発表者名
      紀平 知樹、常見 幸
    • 雑誌名

      兵庫医療大学紀要

      巻: 5 ページ: 45-53

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 多職種連携教育の実践と効果について2022

    • 著者名/発表者名
      常見 幸、紀平 知樹
    • 学会等名
      第15回日本保健医療福祉連携教育学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 多職種連携コンピテンシーを育むためのIPEプログラムの実践2021

    • 著者名/発表者名
      常見幸, 紀平知樹
    • 学会等名
      第53回日本医学教育学会大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 心のケアに携わる看護職・コメディカルを対象とした哲学カフェの実践と意味の探求2021

    • 著者名/発表者名
      心光世津子, 坂本岳之, 中岡成文, 紀平知樹, 三浦隆宏
    • 学会等名
      日本精神保健看護学会第31回学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 多職種連携コンピテンシーを獲得させるための授業実践-4年次の取組み-2019

    • 著者名/発表者名
      常見 幸、上山崎 悦代、紀平 知樹
    • 学会等名
      第12回保健医療福祉連携教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 初年次学生に対するTBLによる多職種連携教育(IPE)の実践2018

    • 著者名/発表者名
      常見 幸、紀平 知樹
    • 学会等名
      日本教育工学会 第34回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] TBLによる多職種連携コンピテンシー獲得の効果:低学年次におけるIPE2017

    • 著者名/発表者名
      常見 幸、紀平 知樹
    • 学会等名
      第49回日本医学教育学会大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 医療系大学生のための アカデミックリテラシー 第3版2019

    • 著者名/発表者名
      紀平 知樹、伊東 久男、賀屋 光晴、後藤 伸光、福田 範子、常見 幸、加藤 精一、津田 雅代、土江 伸誉、上山崎 悦代、芝崎 誠司、西田 喜平次、山本 英幸
    • 総ページ数
      143
    • 出版者
      二瓶社
    • ISBN
      9784861080838
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 医療を学ぶあなたへ2017

    • 著者名/発表者名
      末廣 謙、伊東 久男、紀平 知樹、常見 幸、西田 喜平次
    • 総ページ数
      143
    • 出版者
      二瓶社
    • ISBN
      9784861080791
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2024-01-30  

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