研究課題/領域番号 |
16K08899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2018) 京都大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
米本 直裕 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 精神薬理研究部, 客員研究員 (90435727)
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研究協力者 |
川島 義高
遠藤 香
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自殺予防 / ゲートキーパー / エビデンス / 社会実装 / 普及 / 臨床研究 / 系統的レビュー / エビデンスプラクティスギャップ / ゲートキーパー研修 / 研究ガイダンス / バイアス |
研究成果の概要 |
自殺予防介入の普及と適応に関する研究ガイダンスを作成した。事例として、ゲートキーパー(GKT)研修について検討した。1つ目として、GKTの有用性について系統的レビューを行い、介入効果の限界と今後の研究の必要性を明らかにした。2つ目として、系統的レビューを行い、日本の自殺予防政策の発信とGKTの普及の関連と、ゲートキーパーの知見の統合や評価といった課題を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国において、自殺はなお重要な健康問題である。本研究では自殺予防の普及と適応に関するガイドラインを開発し、事例として、ゲートキーパー研修を取り上げた。研究により、国際的にもゲートキーパーの効果はいまだ不確かであることを明らかにした。また、日本においては自殺対策基本法や大綱の成立により、ゲートキーパーの普及が速やかにすすんだこと、知見の集約や評価に課題があることを明らかにした。
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