研究課題/領域番号 |
16K08939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
高橋 伸彦 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (20372279)
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研究分担者 |
木村 敦 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90422005)
家子 正裕 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (50250436)
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研究協力者 |
熊谷 京子
寿楽 弘子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 糖尿病 / 非コードRNA / 長鎖非コードRNA / 糖代謝異常 / 臓器特異的病態マーカー / 骨格筋細胞 / エクソソーム / 核酸 / 病理学 |
研究成果の概要 |
本研究課題は糖尿病などの糖代謝異常において、臓器毎の病態マーカーとなりえるエクソソーム(分泌小胞)内在長鎖非コードRNAを探索するものである。研究の結果、病態を反映するエクソソーム中の核酸マーカーの基礎的なデータが得られた。また、骨格筋細胞や脂肪細胞において、インスリン抵抗性によって変化する細胞内長鎖非コードRNAを同定した。さらに糖尿病治療薬メトホルミンで影響を受ける細胞内lncRNAの検討を通じて、骨格筋の糖取り込みに関与する長鎖非コードRNAを発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病の病態は個人個人で異なっている。この研究によって糖尿病の病状の評価に役立つ臨床検査指標を創出するための基礎的なデータが得られた。今後はこのデータを検証することで、一人一人の糖尿病患者さんの病態評価や治療薬の選択および効果の評価といった個別化医療への応用に発展することが期待される。さらに、予期せず骨格筋における糖取り込みに関係する長鎖非コードRNAを発見した。この長鎖非コードRNAは核酸医療などによって新たな糖尿病治療の標的となる可能性を秘めており、今後の研究発展の礎となった。
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