研究課題/領域番号 |
16K08943
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
佐藤 健吾 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (70549930)
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研究分担者 |
木庭 新治 昭和大学, 医学部, 教授 (20276546)
渡部 琢也 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (30297014)
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研究協力者 |
七里 眞義
松山 高明
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 動脈硬化 / 血管作動性物質 / バイオマーカー / 血管内皮細胞 / マクロファージ / 血管平滑筋細胞 |
研究成果の概要 |
本研究は、新規血管作動性物質のキスペプチン10には動脈硬化に対して促進作用が、一方、ネオプテリン、アドロピン、バスピン、ケメリン-9には抑制作用がある事を明らかにした。また、血中のネオプテリン、キスペプチン10は動脈硬化のバイオマーカーとして臨床応用出来る可能性や、ネオプテリン、キスペプチン10、アドロピン、バスピン、ケメリン-9を基に動脈硬化性疾患の治療薬へ発展出来る可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
冠動脈の動脈硬化に起因する虚血性心疾患の死亡者数は世界一である(本邦も極めて多い)。これまで様々な予防・治療が検討されてきたが、本死亡数を減少させるには至っていない。本研究では、動脈硬化に対し、キスペプチン10は促進作用が、一方、ネオプテリン、アドロピン、バスピン、ケメリン-9には抑制作用がある事を明らかにした。また、血中のネオプテリン、キスペプチン10が動脈硬化のバイオマーカーとなり得る可能性、これら新規血管作動性物質を基に動脈硬化性疾患の治療薬へ発展出来る可能性を見出した。故に、本研究は、虚血性心疾患の予防・治療に大いに貢献できると考えられる。
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