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関節リウマチによる動脈硬化病変の形成促進メカニズムの解明と危険因子の網羅的探索

研究課題

研究課題/領域番号 16K08949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

武内 徹  大阪医科大学, 医学部, 准教授 (10330078)

研究分担者 小谷 卓矢  大阪医科大学, 医学部, 講師 (80411362)
吉田 周造  大阪医科大学, 医学部, 助教 (40530697)
永井 孝治  大阪医科大学, 医学部, 助教 (30572458)
研究協力者 石田 貴昭  
鈴鹿 隆保  
小田 勝大  
金万 淳一  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード関節リウマチ / 動脈硬化 / 心血管病変 / モデルマウス
研究成果の概要

関節リウマチ(RA)および心血管疾患(CVD)などの合併症は平均で5~10年寿命を短くする。動脈硬化はCVDの主要な原因であり、RAの滑膜組織と類似するが、両病態の関連性は十分に分かっていない。本研究ではRAと動脈硬化との関連性について明らかにする。まずSKGマウスとAPO-E変異マウスとを戻し交配することによって慢性関節炎と動脈硬化を起こすモデルマウスを樹立した。このマウスを用い関節炎を誘導した場合、誘導しなかったマウスに比べて動脈硬化が進行した。幾らかの薬剤は関節炎が誘導する動脈硬化を遅らせることが分かった。これらから慢性関節炎が直接的に動脈硬化を進行させることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

RAは健常者に比べてCVDの合併が多く予後を規定する因子の一つであることが疫学的な研究で分かっているが、その関連性について基礎的な検討はほとんどない。今回の研究で慢性関節炎が直接的に動脈硬化を進行させることが明らかになり、RAの活動性を制御することが動脈硬化の進展をも抑制する可能性が示唆された。また、今回樹立した慢性関節炎と動脈硬化を起こすモデルマウスを用いた研究を行うことでRAおよび動脈硬化の病態解明と新たな治療戦略の糸口に繋がると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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