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メタボリック症候群の治療抵抗性・脂肪細胞機能に関連する新規細胞因子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 16K08960
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

宮永 史子  大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (80378760)

研究分担者 藤倉 純二  京都大学, 医学研究科, 助教 (70378743)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードメタボリック症候群 / iPS細胞 / 脂肪分化 / 遺伝子 / 肥満 / 遺伝子多型 / 脂肪細胞
研究実績の概要

本研究では、肥満症・メタボリック症候群の減量効果・治療抵抗性を規定する候補遺伝子を同定することにより、個々の遺伝素因に応じた食事・運動・薬物療法の選択(オーダーメイド医療)の確立を目指すことを目的としている。肥満はエネルギー摂取量・消費量、脂肪組織への易蓄積性により規定される。肥満者各人の減量効果には差異があるが、この減量治療効果や治療抵抗性には生活習慣と遺伝素因が関与していると考えられている。利用可能なヒトの前駆脂肪細胞―成熟脂肪細胞の分化系の確立、肥満症での疾患iPS細胞樹立により、ヒト脂肪細胞の分化・成熟過程での生理活性物質やマーカーを知ることにより、メタボリック症候群において関連のより強い遺伝素因、分子生物指標の検索・疾患解析が可能となる。そこで、疾患iPS細胞の解析のため、PPARγ遺伝子発現を蛍光によりモニタリング可能なヒトiPS細胞を用いて、未分化状態からPPARα/β陽性の脂肪細胞を約1カ月間の培養により得られる系を構築した。また、遺伝子変異を有する肥満モデル動物と、負荷飼料を用いた実験より遺伝子と環境因子の肥満度に与える影響について長期的な観察を行った。既に行われてきた肥満の遺伝素因(SNPs)の探索から、脂肪細胞分化に関わる遺伝子に注目してきたが、これらの遺伝子は抽出されておらず、新たな肥満症群ではゲノムワイド関連解析を行い、iPS細胞の樹立が可能な個体において、データベースを構築することとした。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 遺伝性肥満・耐糖能異常モデルKoletskyラット膵島でのGPR40発現調節の検討2017

    • 著者名/発表者名
      冨田努、細田公則、藤倉純二、他
    • 学会等名
      第90回日本内分泌学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 遺伝性肥満モデルmkyo/mkyoラット膵島での脂質受容体GPR40の遺伝子発現調節2017

    • 著者名/発表者名
      吉良友里、冨田努、藤倉純二、他
    • 学会等名
      第90回日本内分泌学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 歯科のための内科学(改訂第4版)2018

    • 著者名/発表者名
      宮永史子、西田次郎、大久保直、小島孝雄、長谷川彰彦、矢島愛知、三ツ林裕己、坂巻達夫、寺島毅、大洞昭博、大越章吾、岸川浩、佐藤温洋、大星博明、澤井宏文、家子正裕、林晃一、瀬田範行、高橋愼一、河野道良、他
    • 総ページ数
      488
    • 出版者
      南江堂
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-12-27  

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