研究課題/領域番号 |
16K08977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
志賀 剛 東京女子医科大学, 医学部, 客員教授 (00277211)
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研究分担者 |
鈴木 敦 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (00625626)
青木 広宙 公立千歳科学技術大学, 理工学部, 准教授 (60380193)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 心臓 / 機械現象 / 非接触 / 計測システム / 循環器 / 生理機能検査 / 情報工学 / 医工学 |
研究成果の概要 |
心臓の動きを直接身体に接することなく見ることができる非接触心拍計測システムを開発した。本システムは、ヒトの胸に対してレーザー光を投影することで、胸の形を三次元情報として取得し、心臓拍動に伴う微小な形状変化を高感度で計測することができた。次に心疾患患者177名を対象に本システムを用いて計測を行った。その結果、心機能が正常な患者と悪い患者では、計測から得られた画像より心臓の動き方が異なることを確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回開発した非接触心拍計測システムは、患者の身体に接することなく心臓の動きを可視化できる方法である。従来心臓の動きをみるためには超音波や造影カテーテル、MRIといった特赦な装置を必要し、誰もが簡単に繰り返し検査できるものではなかった。本システムを用いて臨床現場で心臓の収縮拡張様式を簡便に観察することができれば、病態の詳細な把握のみならず、治療評価にもつながり新たな情報として循環器医療に変化をもたらす可能性がある。
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