研究課題/領域番号 |
16K09058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
原 めぐみ 佐賀大学, 医学部, 准教授 (90336115)
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研究分担者 |
田中 恵太郎 佐賀大学, 医学部, 教授 (50217022)
西田 裕一郎 佐賀大学, 医学部, 講師 (50530185)
島ノ江 千里 佐賀大学, 医学部, 教授 (10734064)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 遺伝子多型 / 抗酸化 / 遺伝子修復 / 遺伝子損傷 / 酸化ストレス / 身体活動 / がん罹患 / メチル化 / 遺伝子修復酵素 |
研究成果の概要 |
遺伝子損傷の防御と修復の観点から、がん罹患関連要因をコーホート研究で検討した。身体活動は抗酸化酵素MnSODの遺伝子プロモーター領域のメチル化に関連する事、身体活動と尿中の遺伝子損傷マーカーの関連がMnSOD Val16Ala多型で異なる事、さらに本多型は乳がんリスクの上昇に関連し、肥満と相乗的なリスクの上昇を示すことを明らかにした。一方、遺伝子修復酵素であるhOGG1遺伝子での関連は明らかでなかった。本研究成果より、MnSOD Val16Ala多型A/A型保有者は、身体活動などを通じて肥満を抑制することが効果的な乳がん予防につながる可能性を示唆するものと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、遺伝子損傷防御に関連する遺伝子多型と生活習慣ががん罹患に相乗的な影響を及ぼすことが明らかとなった。体質に応じた効果的な疾病予防のための生活習慣の改善を提案することの意義を示した。
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