研究課題/領域番号 |
16K09066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
前北 隆雄 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (10326358)
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研究分担者 |
一瀬 雅夫 帝京大学, 医学部, 副院長 (50143425)
宇都宮 洋才 和歌山県立医科大学, 共同利用施設, 准教授 (60264876)
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研究協力者 |
吉田 岳市
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 梅 / 腸内細菌叢 / 腸内細菌 / 消化器疾患 |
研究成果の概要 |
ヘリコ陰性/胃粘膜萎縮なし(A)と胃酸分泌が低下したヘリコ陰性/強度萎縮(D)に、梅エキスを投与した。年齢・性マッチした A・D21例ずつで、エキス前A vs D(検討1)、全例エキス前vs後(検討2)、Aエキス前vs後(検討3)、Dエキス前vs後(検討4)で腸内細菌叢を評価した。多様性に違いは無かったが構造の違いを認めた。検討1では網レベルでc_Clostridiaに、目レベルでo_Clostridialesに、検討4では門レベルでBacteroidetesに、それぞれ有意差を認めた。胃酸分泌が腸内細菌の構造と関連し、酸分泌低下状態では梅エキスが腸内細菌の構造を変化させうることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
梅エキス投与による腸内細菌叢改善が証明されれば、病変の発生を予防する広大なる戦略構築に貢献する一助となることが予測され、健康増進に大きな福音となることが考えられる。
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