研究課題/領域番号 |
16K09073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
福田 吉治 帝京大学, 大学院公衆衛生学研究科, 教授 (60252029)
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研究分担者 |
村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 健康格差 / 健康づくり / 健康の社会的決定要因 / 疫学 / 予防医学 / 社会疫学 |
研究成果の概要 |
健康の社会的格差・健康格差が注目され、その縮小が健康政策・公衆衛生の重要な課題となっている一方、健康づくり施策が健康の社会的格差に与える影響が注目されている。本研究は、先行研究のレビュー、既存のデータの分析、介入研究により、健康づくり施策の健康の社会的格差への影響を検討した。 国内外の論文・研究についてのレビューの収集と分析をもとに、総論の発表と関連テキストの執筆を行った。既存パネルデータ等の分析として、J-HOPEなどのデータを用いて、分析を行い、論文発表を行った。介入研究では、某医療保険の被保険者を対象にしたがん検診の受診率向上の介入研究を行い、研究成果は論文として発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果をこれによって、どのような健康づくり施策の健康の社会的格差への影響を明らかにし、健康の社会的格差を縮小させつつ、集団の健康状態を向上させる健康づくり施策のあり方の提言に寄与できる。特にこれまで注目されてこなかった健康づくりの格差拡大の可能性について指摘した点は、これからの健康づくりのあり方を再考する機会となった。例えば、健康無関心層をターゲットとした健康づくりなど、格差を縮小させる取り組みが推進できる。
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