研究課題/領域番号 |
16K09084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
細見 光一 近畿大学, 薬学部, 准教授 (90581744)
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研究協力者 |
髙田 充隆
豕瀬 涼
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 副作用 / データベース / JADER / FAERS / Canada-Vigilance / ポリファーマシー / リスク因子 / 地域差 / 疫学 / 薬学 / 医薬品情報学 |
研究成果の概要 |
複数のデータベース(DB)を解析し、副作用の発現傾向及びリスク因子を探索した。日本、米国、カナダなどの複数のDBを用いて、副作用を網羅的に発現傾向及びリスク因子の地域差を解析した。複数のDBの探索から、副作用の予測への活用に加え日本特有の副作用を把握できた。興味深い知見として、多剤併用に関する地域差の可能性を見い出した。また、薬剤と副作用の抑制的な関連性を見い出した。複数のDBの解析から副作用の発現傾向及ぴリスク因子の地域差をあぷり出したことは、臨床現場に寄与すると思われる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複数のデータベース(DB)を解析し、副作用の発現傾向及びリスク因子の地域差を追究することは、極めて斬新で貴重な結果をもたらすことが期待できる。1種類のDB解析による単独の統計的判断よりも、複数のDB解析による比較から得た知見の方が情報が補完され、日本特有の副作用を見出す可能性がある。医療安全に対し質的に飛躍的な向上が期待でき、臨床現場に貢献すると思われる。大学研究室における医療関係データベースの活用は、より発展的な質の追究と次世代の人材育成を目指した本邦の政策にも合致する。
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