研究課題/領域番号 |
16K09162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新 秀直 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90444091)
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研究協力者 |
小池 創一
井出 博生
廣瀬 稔
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医療機器 / 医療機器安全管理責任者 / 安全管理 / 患者視点 / 臨床工学技士 / 大型放射線機器管理 / 医療機器安全管理 / 特定保守管理医療機器 |
研究成果の概要 |
医療機器安全管理責任者の実務の現状と課題を調査するために、病院及び患者へのアンケート調査を実施し、責任者の今後の役割及び医療機器の安全管理の方向性についての提言をまとめた。今後、さらに医療機関内での医療機器の安全管理を進めるためには、責任者を中心とした組織体制と権限の強化及び診療報酬でのさらなる支援が望まれた。一方で、患者に安心して医療機器を使用してもらうために、医療機関でも患者目線に沿った対応が必要であり、今後責任者の職種を担えるような臨床工学技士の質の向上とともに、臨床工学技士が配置できない医療機関でも利用できる医療機器の安全管理に関するガイドラインの作成が重要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、全国の約半分に相当する4,000病院を対象としたアンケートを実施したことから、日本国内の医療機器の安全管理の現状を反映した結果が得られたと考えられ、その結果を分析することにより、国内の現状と課題が明らかとなったという点があげられる。また、社会的意義としては、患者視点からの医療機器の安全管理についてのアンケート調査結果を、病院から得られアンケート結果と融合することにより、普段は認識できない患者の声を今後の医療機器の安全管理に役立てられることにあると考える。
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