研究課題/領域番号 |
16K09181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
一ノ渡 学 岩手医科大学, 看護学部, 講師 (00360701)
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研究協力者 |
佐藤 葉子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 院内感染対策 / 院内感染管理 / 医療従事者保菌細菌 |
研究成果の概要 |
手術時の感染管理として、医療従事者の手指消毒は重要であるが、これまでの報告では業務改善としての報告に限られていた。本研究では、医療従事者由来保菌細菌を手術部位感染の原因の一つと捉え、感染制御のために手指保菌細菌の減少と管理方法について検討した。 その結果、スクラブ剤成分による抗菌薬感受性への影響や手指細菌の伝播に関する知見、並びに医療現場での管理方法に関する知見を得た。さらに、国内の現状として未だに消毒に関する検討は消毒法の順守に限局されているので、本研究をさらに発展させる必要があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を遂行できたことによる国民のための貢献といえば、「目にみえない」細菌による感染症対策に対して「見える」ようにするにはどうすれば良いか。という疑問の解決の一助となったことである。消毒効果は「見えない」ことが効果であるために見えないことが安心に繋がる。しかしながら、その実態を調査していないためにもし「見えない」だけの微生物が患者に対して影響を及ぼす可能性は考えなければならない。 そのために、本研究を遂行したことで医療従事者の保有している細菌の実態について解明を進んだ。今後より良い医療を安全に提供するためにも本研究は継続することに意義がある。
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