研究課題/領域番号 |
16K09187
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
渋谷 昭子 日本大学, 医学部, 助教 (20611619)
|
研究分担者 |
根東 義明 日本大学, 医学部, 教授 (00221250)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 医療安全 / 意思決定 / 薬物治療 / インシデント分析 / 思考過程 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、医療行為の第一段階には目に見える行為そのものではなく、その前には医療者の感情に強く支配される意思決定プロセスが存在することに着目して、薬物治療における行為の前の医療者の思考の段階からの感情を分析して可視化し、感情とエラーとの連関を明らかにする薬物治療エラー分析の手法を提案することであった。日本医療評価機構の医療事故情報収集等事業による実際のエラー事例を用いて、医療者の感情について感情分析を行った。さらに、薬物治療エラーと感情の連関について分析を行い可視化した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、薬物治療に関する医療安全の問題について、医療者の思考の段階からの医療安全対策として意思決定プロセスに着目し、薬物治療における行為の前の医療者の思考の段階からの感情を分析して可視化し、感情とエラーとの連関を明らかにする薬物治療エラー分析の手法を提案した。本研究により、薬物治療におけるエラーと医療者の思考の段階からの感情の連関が明らかになり、新しい医療安全対策への道が開かれ、患者安全への支援に重要な影響を与えることが予想される。
|