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鍼灸の安全対策と有害事象に関する調査

研究課題

研究課題/領域番号 16K09192
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病院・医療管理学
研究機関常葉大学 (2017-2018)
明治国際医療大学 (2016)

研究代表者

新原 寿志  常葉大学, 健康プロデュース学部, 教授 (70319523)

連携研究者 菅原 正秋  東京有明医療大学, 保健医療学部, 講師 (50563409)
研究協力者 古瀬 暢達  大阪府立大阪南視覚支援学校, 理療科, 首席
上原 明仁  大阪府立大阪南視覚支援学校, 理療科, 首席
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード鍼灸 / 有害事象 / 安全対策 / 研修会 / 鍼灸医療事故報告サイト / 安全性 / 医療事故 / 事故調査 / アンケート調査 / 卒後教育 / リスク管理 / 安全教育 / リスクマネジメント
研究成果の概要

鍼灸関連団体を対象として安全対策に関する研修会の実施状況ならびに開業鍼灸師を対象として有害事象経験および安全対策についてアンケート調査を実施した。研修会については、その重要性を認識しつつも、会員の興味や関心が低いことから実施するところは少ないことが示された。有害事象では、僅かではあるが気胸や折鍼・伏鍼、関節炎や筋炎、末梢神経損傷などの重大な有害事象が認められ、これらの中には繰り返し気胸を起こすなどハイリスクな施術者が存在した。安全対策では肝炎ワクチンの低接種率が問題であった。
鍼灸の安全性向上を目的として、鍼灸の教育機関ならびに学術団体と職能団体が参加する鍼灸医療事故報告サイトを立ち上げた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により鍼灸の有害事象の発生状況ならびに安全対策の現状の一端ならびに問題点を明らかにすることができた。
鍼灸医療事故報告サイトには以下のメリットが期待できる:1)アンケートサーバーによる情報収集により調査費用ならびに労力を大幅に低減することができる、2)国内の主要な学術団体ならびに職能集団が参加することにより、より多くの鍼灸師から有害事象情報を収集することができる、3)各団体に有害事象およびその安全対策情報をフィードバックすることにより安全性の向上が期待できる、4)加えて教育機関が参加することにより卒前・卒後と絶え間ない安全性教育が提供できる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 鍼灸医療事故報告サイト(仮称)の構築2019

    • 著者名/発表者名
      新原寿志、菅原正秋、古瀬暢達、上原明仁
    • 学会等名
      第68回 公益社団法人 全日本鍼灸学会学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 開業鍼灸院を対象とした鍼灸の安全性に関するアンケート調査2018

    • 著者名/発表者名
      新原寿志、菅原正秋、古瀬暢達、上原明仁、菊池勇哉、田口太郎、恒松美香子、山﨑寿也
    • 学会等名
      第67回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 大阪大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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