研究課題/領域番号 |
16K09222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
奥田 貴久 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20620305)
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研究分担者 |
赤石 諭史 日本医科大学, 医学部, 准教授 (10373010)
早川 秀幸 日本医科大学, 大学院医学研究科, 研究生 (10373052)
高成 広起 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 特任講師 (70723253)
秋元 正宇 日本医科大学, 医学部, 教授 (90287673)
奥山 みなみ 大分大学, 医学部, 助教 (50756781)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心嚢破裂 / コンピューターシミュレーション / 生体シミュレーション / 応力 / 心タンポナーデ / 循環器 / シミュレーション工学 / 社会医学 |
研究成果の概要 |
心肺蘇生術を施行された事例の剖検や死亡時画像診断では、心嚢破裂の所見を認めることがある。本研究は、コンピューターシミュレーションによって急性心タンポナーデ下で胸部圧迫時に心嚢に加わる力学動態を解析し、心嚢破裂発生機序を明らかにすることを目的としている。カニクイザルを用いて心臓カテーテル法にて人工的に心タンポナーデモデルを作成した後、得られた画像データを元に2次元FEM解析モデルを作成し、コンピューターシミュレーションプログラムADINAを用いて心嚢にかかる最大応力の部位・向き・大きさを解析した。その結果、軟部組織と心嚢の接合部境界領域及び、神経と心嚢接合部に最も応力が加わることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、救急領域の来院時心肺停止患者のうち、左胸腔に大量血胸を認める患者では急性大動脈解離や大動脈瘤破裂によるものと推定されることが多かったが、上記のメカニズムによるものも含まれている可能性があり、正確な死因究明のための死亡時画像診断読影に資すると期待される。
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