研究課題/領域番号 |
16K09226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
町田 貴胤 東北大学, 大学病院, 医員 (60431574)
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研究分担者 |
福土 審 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80199249)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 絶食療法 / β-ヒドロキシ酪酸 |
研究実績の概要 |
本研究は治療抵抗性の過敏性腸症候群患者を対象にした研究であり、例年は絶食療法を目的として県内外から治療抵抗性の患者が紹介されることが多く症例の集積が期待されたが、平成28年度については過敏性腸症候群患者の紹介は多数あったものの、今回の研究対象となり得るような治療抵抗性の症例が極めて少なかった。さらに、その少数の症例の全てにおいて神経症傾向やストレス脆弱性など心理的偏倚が強いことが各種心理検査によって明らかとなり、絶食状態という強い負荷に耐えられないと判断されたため絶食療法が施行不可であった。東北大学方式絶食療法は患者にかける身体的・心理的負荷が極めて大きいため事前に適応疾患や心理評価を厳密に行う必要性があることに加え、近年は当院を含めた施設でもあまり施行されていないため紹介する側にも十分な情報が伝わっていない可能性もあると思われる。このような事情があり本研究に適切な症例を集めにくいという現状があるが、今後は関連病院に連絡を取り、次年度以降に可能な限り症例の集積を行う方針である。 これとは別に研究を進めるにあたり、参考となり得るようなβ-ヒドロキシ酪酸に関する文献や大腸運動機能、自律神経機能に関する文献を集めて準備を整えている。また、これまで当科で施行してきた絶食療法の症例をレビューして今回の研究にオプションとして追加あるいは削除するべき検査項目があるかどうか検討中であり、今後スムーズに研究を進める準備を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
治療抵抗性の過敏性腸症候群患者を対象にした研究であり、例年は県内外からそうした患者が紹介されることが多かったが、平成28年度については対象となり得るような症例が極めて少なかった。さらに、その少数の症例全てで神経症傾向やストレス脆弱性など心理的偏倚が強く、絶食状態に耐えられないと判断されたため絶食療法が施行不可であった。
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今後の研究の推進方策 |
関連病院に連絡して、適応のありそうな症例を積極的に紹介してもらう。また、あらゆる治療法に抵抗性でなくても患者の希望があれば、心理検査など参考にしながら適応を探ることも考えられる。
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次年度使用額の使用計画 |
症例を確保して、検査などに必要な経費を使用するように努める。
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