研究課題/領域番号 |
16K09242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
藤田 浩二 香川大学, 医学部附属病院, 病院助教 (50749421)
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研究分担者 |
正木 勉 香川大学, 医学部, 教授 (30335848)
森下 朝洋 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (60423430)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | microRNA / Transgenic mouse / miRNA / トランスジェニックマウス / 加齢 / 癌 / メタボリック症候群 / 老化 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
microRNA-301aの前駆体を野生型のマウスに導入し,Transgenic mouse(Tg)を作出した.Tgは48週齢の時点で,同腹の陰性マウスに比べて,小腸におけるmicroRNA-301aの発現が有意に高かった.当該Tgは,加齢におけるmicroRNA-301aの機能解析のモデル動物となる可能性が示唆されたと考えられる.しかし予算の制約があり,これ以上の解析は困難と判断し,当該Tgによる検討は中止した.当該研究とは別に,研究分担者が,in vitro及びin vivoにおいて,薬物による腫瘍の増殖抑制効果にmiR-301aが関連していることを検証し,成果を三題発表した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては,加齢・メタボリック症候群・発がんに関連するmicroRNA-301aの遺伝子を導入したマウスを作出した.このマウスが48週齢に達したとき,遺伝子を導入していないマウスに比べて,小腸におけるmicroRNA-301aの発現が高いことが確認された.このマウスが加齢におけるmicroRNA-301aの機能を解析する上でのモデル動物となる可能性が示されたと考えられる.しかし予算の制約があり,これ以上の解析は困難と判断し,遺伝子組み換えマウスを用いた研究を終了した.本研究計画と並行して,市販されているがん細胞株及びマウスでの研究を進め,成果を三題の論文として発表済みである.
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