研究課題/領域番号 |
16K09252
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
田中 史生 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20623292)
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研究協力者 |
村上 善基
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 心療内科学 / 消化器内科学 / 機能性消化管疾患 / 機能性消化管障害 / 機能性ディスペプシア / 内科 / ストレス / マイクロアレイ |
研究成果の概要 |
胃液中エクソソーム由来マイクロRNA (miRNA)を用いたマイクロアレイおよびRT-PCR法によって、機能性ディスペプシア(Functional dyspepsia; FD)において健常者と比較してhsa-miR-933の発現量が有意に低下していることが判明した。またhsa-miR-933の発現量は症状スコアや心窩部痛の頻度と有意に逆相関しており、症状との関連性も示された。すなわち、hsa-miR-933はFDのバイオマーカーとして有用である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、機能性ディスペプシアにおいて画期的な方法で新たな病態を解明し、バイオマーカーとしての有用性を見出したものであり、その学術的意義は高いと考えられる。本研究で見出した結果を用いて、将来的には診断ツールの作成や、治療応用への発展にも繋げてゆくことが可能である。機能性ディスペプシアは日本人の約20%と有病率の高い疾患であるため社会的意義も大きく、有益性を享受する患者数も極めて多いと考えられる。
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