研究課題/領域番号 |
16K09260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
清水 聰一郎 東京医科大学, 医学部, 准教授 (10385031)
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研究分担者 |
羽生 春夫 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (10228520)
上野 竜一 東京医科大学, 医学部, 臨床講師 (20384951)
今林 悦子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, 室長 (30406491)
平尾 健太郎 東京医科大学, 医学部, 講師 (40516639)
櫻井 博文 東京医科大学, 医学部, 教授 (60235223)
長田 卓也 東京医科大学, 医学部, 講師 (60297281)
松田 博史 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, センター長 (90173848)
金高 秀和 東京医科大学, 医学部, 講師 (90385021)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フレイル / 認知症 / アルツハイマー病 / レビー小体病 / 運動 / サルコペニア / 運動介入 / リハビリ / 高齢者 / 認知機能 / 医療・福祉 / 老化 |
研究成果の概要 |
フレイルに対する運動介入の及ぼす影響は多数報告がある特別養護老人ホーム入所者に12ヵ月間の運動介入を行い,筋力,筋量,認知機能の変化を検討した.運動介入群,非介入群に無作為に割り付けた.運動介入群19例,非介入群18例.評価方法として認知機能では,MMSE,TMT-A,GDS-15,身体機能では,サルコペニアの有病率,SMI,握力,Barthel Indexを介入前と12ヶ月後の変化量を評価した.運動介入群においてMMSEで有意な改善,利き手握力で有意な改善,非介入群でサルコペニア有病率の有意な増加を認めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動介入が認知機能に及ぼす影響は多数の報告がある.しかし,一定の見解は得られておらず,また最適な運動介入方法も一致した見解がない.今回の研究では運動介入の認知機能と身体機能に及ぼす影響について検討した. 特に本研究では,ともすると,リハビリ弱者になりがちな特別養護老人ホーム入居者に,そしてリハビリの継続,運動介入が困難な場所で運動介入を行なった点が先進的である.そしてグループでの運動介入で要介護状態にある高齢者にも,リハビリの意義があることを証明し,運動介入の効果として、要介護状態にあっても,筋力や筋量は改善,または維持される傾向がある事を立証した.
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