研究課題/領域番号 |
16K09267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
元雄 良治 金沢医科大学, 医学部, 教授 (80210095)
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研究分担者 |
杉山 大介 九州大学, 先端融合医療創成センター, 教授 (00426652)
藤田 秀人 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (20401903)
牧野 利明 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (80326561)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | オキサリプラチン / 末梢神経障害 / 医療用漢方製剤 / 人参養栄湯 / 大腸癌 / 術後補助化学療法 / XELOX / 血液毒性 / 神経毒性 / 臨床試験 |
研究成果の概要 |
大腸癌に対する有効な抗がん剤であるオキサリプラチン(L-OHP)の末梢神経障害に対するNYTの効果を評価するため、術後補助化学療法としてのXELOX療法を受ける進行大腸癌(StageⅢaまたはⅢb)患者54例を無作為にNYT投与群と非投与群に割り付け、規定の8サイクル完遂例のPNのグレードなどを評価した。その結果40例(両群とも20例)が8サイクルを完遂し、8サイクル終了時点でのグレード2以上のPN発現率はNYT投与群(10.0%)では非投与群(50.0%)に比し有意に低かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オキサリプラチンの末梢神経障害に対する有効な治療法が国内外で報告されていない現状であるが、本研究において医療用漢方製剤である人参養栄湯が、基礎研究で証明されている神経細胞保護作用を基盤に、臨床的効果を示したことは画期的である。オキサリプラチンは2時間の点滴で投与できるので、外来化学療法に適しており、家族とともに過ごす時間が増え、就労にも好影響を及ぼす。
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