研究課題/領域番号 |
16K09272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 大阪保健医療大学 |
研究代表者 |
藤岡 重和 大阪保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (20319528)
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研究分担者 |
寺崎 文生 大阪医科大学, 医学部, 教授 (20236988)
宗宮 浩一 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (20319544)
森 禎章 関西福祉科学大学, 保健医療学部, 教授 (70268192)
早崎 華 関西福祉科学大学, 保健医療学部, 教授 (90257866)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 心筋症 / ストレス / 微量元素 / たこつぼ型心筋症 / ストレス心筋症 |
研究成果の概要 |
タコツボ型心筋症の発症機序は不明であるが、ストレスにより中枢神経から心臓交感神経に強い刺激が送られ、心臓に限局したカテコラミンの瞬間的な過剰放出が契機となるとされる。 本研究では、カテコラミン投与ヒト培養心筋細胞において、質量分析法、世界最高性能を有する大型放射光施設 (SPring-8) X線蛍光分析装置等の利用により、ストレス蛋白発現ならびに微量元素動態の解明を進めた。その結果、カテコラミン投与により心筋細胞にストレス蛋白が過剰発現し、一部の必須微量元素動態が変化する事実を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タコツボ型心筋症は、精神的、身体的ストレスを契機に発症するが、検査、処置、手術などの医療行為、地震等の自然災害での発症例が多数報告されるようになった。急性期に心原性ショック、心室細動等の致死的不整脈を起こすことから、病因の解明と血液検査等による発症早期における診断マーカーの開発が急務である。今回の研究成果は、タコツボ型心筋症の病因解明と診断マーカー開発に繋がる成果であり、今後も研究を継続する。
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