研究課題/領域番号 |
16K09284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
青木 茂久 佐賀大学, 医学部, 准教授 (10448441)
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研究分担者 |
竹澤 俊明 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主席研究員 (50301297)
坂田 資尚 佐賀大学, 医学部, 助教 (50404158)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 食道癌 / 内視鏡的粘膜剥離術 / 筋線維芽細胞 / 線維化 / コラーゲン / コラーゲンビトリゲル / 内視鏡治療 |
研究成果の概要 |
早期食道癌患者に対して実施される内視鏡的粘膜剥離術(ESD)では、従来の外科的食道摘出術と比較して劇的に患者への侵襲性を軽減したが、術後合併症として強固な食道狭窄が生じるため、切除面積は限定されており予防法も現在確立されていない。 本研究課題では、アテロコラーゲンビトリゲル薄膜を利用した絆創膏型人工皮膚の開発経験をヒントに、ESDでの粘膜剥離部に貼付することで、術後の食道狭窄を抑制する新デバイスを着想し、動物実験によりその治療効果を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
早期食道癌患者に対して実施される内視鏡的粘膜剥離術(ESD)では、従来の外科的食道摘出術と比較して劇的に患者への侵襲性を軽減したが、術後合併症として強固な食道狭窄が生じるため、切除面積は限定されており予防法も現在確立されていない。本研究課題で完成させた食道粘膜再生用高密度コラーゲンデバイスはESD後の食道狭窄を予防し食道癌ESDの適応範囲を拡大するものであり、患者QOLの拡大と医療費の削減が期待される。
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