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DNA修復機構を標的とした新規消化器癌治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K09287
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

久保田 英嗣  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30405188)

研究分担者 片岡 洋望  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40381785)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードDNA修復機構 / 消化管癌 / 大腸がん / ATM / ATR / 腫瘍免疫療法 / 消化器癌
研究成果の概要

本研究では、DNA修復機構の重要な因子であるATMおよびATRを標的とした消化管癌に対する新規治療の有用性について検討を行った。ATMおよびATRの下流因子であるChk1の阻害は単独で抗腫瘍効果を示すこと、既存の抗腫瘍薬であるL-OHPの効果を増強させることを明らかとした。またATM阻害剤およびChk1阻害剤の併用は相乗的な抗腫瘍効果を示し、in vivoの検討から、これらのDNA修復機構を標的とした薬剤により腫瘍免疫が誘導される可能性が示された。今回の検討では、DNA修復機構を標的とした薬剤のバイオマーカーとしてKRASやBRAFの遺伝子変異が有用であるかについては明らかとされなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、DNA修復機構を標的とした新規抗腫瘍薬が消化管癌に対して有効であることを示した。またDNA修復機構を標的とした薬剤が、単独での抗腫瘍効果だけではなく既存の抗がん剤に対する増感作用を有することや、最近注目されている腫瘍免疫の誘導作用をも有することを明らかとした。本研究でえられた知見は、消化管癌に対する新規治療薬の開発に寄与できるものと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ATMをバイオマーカーとした胃癌に対するPARP阻害剤の有効性の検討2016

    • 著者名/発表者名
      久保田英嗣 片岡洋望 城卓志
    • 学会等名
      第102回日本消化器病学会総会
    • 発表場所
      京王プラザホテル(東京都・新宿区)
    • 年月日
      2016-04-21
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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