研究課題/領域番号 |
16K09290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
柏木 和弘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60265791)
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研究協力者 |
宮永 亮一
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 胃癌 / 放射線療法 / アポトーシス / 小線源療法 / 分子標的治療 / 医歯薬学 / 内科系臨床医学 / 消化器内科学 / 上部消化管学 |
研究成果の概要 |
胃癌細胞株(低分化腺癌と高分化腺癌)に対する125Iの小線源療法(hot)の増殖抑制効果が観察された。免疫染色、caspase-3の活性を調べたところ、小線源療法によるアポトーシス誘導が観察された。次に、in vivoでのhot群の安全性と増殖抑制効果を検討するため、ヌードマウスの胃癌播種モデルを構築し、アプリケーターにより腫瘍内部に小線源を投与した。cold群と比べ、hot群では優位に腫瘍量が少なく、2週間後には播種巣は、定常状態となった。胃癌細胞株全てにおいて腫瘍抑制効果が観察され、免疫染色により、hot群ではアポトーシスが誘導されたことが証明された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射線治療は、周辺臓器が多く、呼吸性変動、蠕動運動の多い胃では、十分かつ副作用の少ない照射は現時点では困難である。しかし、前立腺癌で施行されてきた小線源療法は、胃癌部へのアプローチが克服できれば、この点において非常に優れ、最も治療効果が期待できる放射線療法といえる。特に局所進行胃癌で狭窄をきたし、通過障害のため経口摂取が困難かつ手術適応外の症例では、この治療法による局所コントロールやQOLの向上が多いに期待できると考えられる。
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